株式会社新潟県厚生事業協同公社
https://www.kyodokosha.co.jp/- 業種
- 病院・医療 / 介護・福祉 / サービス
- 職種
- 営業(個人向け新規開拓) / 営業(個人向け既存顧客) / 営業(法人向け新規開拓) / 営業(法人向け既存顧客) / 病院・医療関連職 / 介護・福祉関連職
- 本社所在地
- 長岡市
職場は病院。同僚と連携しながら和気あいあいと働く
大矢 友美
2014年入社
病院に勤務してリネンを交換、在庫の管理
私はもともと病院や医療・介護施設、ホテルやレジャー施設などでお客さまが使用されたシーツやタオルなどを洗う当社のリネンサプライ部門にフルタイム・パートとして勤務していました。2年ほど前、会社の上司から、病院内でのベッドメーキングやリネン品の管理を主な業務とする常駐員の打診がありました。まずは、業務委託されている長岡市内の立川綜合病院で常駐員として勤務し、2021年7月から長岡中央病院で常駐員をしています。
現在、長岡中央病院には6名の常駐員が勤務しています。全員女性で、病棟の担当を決め、各フロアを2名体制で担当するスタイルです。みなさん、年代は幅広いですが、気軽に話し合える雰囲気で、お互いに意見を出し合える職場です。基本的に土曜、日曜は勤務なのですが、まだお子さんが小学生で、行事ごとの多い人は事前に相談すれば、お休みの変更なども可能。働きやすい環境だと思います。
やってみて知った、コミュニケーション力の必要性
リネンサプライ部門にいたときと一番異なるのは、コミュニケーション面ですね。工場勤務だったときは、朝、挨拶を済ませたあとは黙々と作業をするだけでした。しかし、ここではそうはいきません。患者さんや看護師さん、助手さん等、さまざまな方がいらっしゃいます。歩行の妨げにならないように移動しないといけませんし、工場勤務時よりも気遣いはするようになったと思います。また、患者さんが私たちに要望を出してくることもあります。しかし、私たちは基本的に患者さんたちのお世話を直接することができません。そういった際に、さらりと看護師さんたちにつなげる臨機応変さなどもこの仕事だからこそ、必要になってきました。
また体力的な面も異なります。常駐員はとにかく病院内を歩きます。ベッドメーキングのときはもちろんですが、リネンの交換・補充、看護師さんや助手さんからの呼び出しなど、病棟に行っては控室に戻り、呼ばれてはまた病棟へ、と少ない日でも1万歩ほど病院内を歩きます。体力的にかなりタフになったような気がしますね。
縁の下の力持ちとして業務に携わりたい
当社が業務委託を受けている新潟県内の病院は複数あります。それぞれ規模に応じて、業務内容が異なります。私が働いている長岡中央病院の常駐員の主業務のひとつに発注業務があります。これがなかなか難しいのです。患者さんが退院されてからベッドメーキングを行うのですが、私たちは日の退院者数を事前に把握できません。そのため、毎日、予測でシーツなどの発注を本社に行うのですが、ほかの病院分もありますから多すぎる発注は禁物です。かといって、病院にストックがなくなるのはもってのほか。この加減が非常に難しいと日々感じています。
こちらの病院には昨年7月からの勤務なので、まだ半年も経っていません(取材は2022年2月)。近ごろやっと仕事に慣れてきた感があります。これからは、 看護師さんや助手さんたちとより連携を図りながら、裏でサポートできるよう、努力していきたいと思います。