新潟県がホームページで年次有給休暇の計画的付与制度などのメリットを公表

新潟県（産業労働部　しごと定住促進課）のホームページにある「年次有給休暇の取得促進について」のページが更新されました。

それによると、新しい働き方などをこれからも続けていくためには、計画的な業務運営や休暇の分散化に資する年次有給休暇の計画的付与制度（※1）や、労働者の様々な事情に応じた柔軟な働き方・休み方に資する時間単位の年次有給休暇制度（※2）の導入が効果的ということです。

また、ページ内には、厚生労働省リーフレットや、働き方・休み方改善ポータルサイト（厚生労働省）、年次有給休暇取得促進特設サイト（厚生労働省）もリンク先も記載されています。

制度の詳細などについては、新潟労働局　雇用環境・均等室へ問い合わせてほしいそうです。　

一方、新潟県ホームページの別のページの情報によると、県では、ハッピー・パートナー企業のうち仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組む企業を「子育て応援プラス」認定企業として認定・支援していて、その支援策の１つとして子育てのための有給休暇制度を創設した場合に奨励金を支給しているそうです。

（※1） 年次有給休暇の付与日数のうち、５日を除いた残りの日数については、労使協定を締結すれば、計画的に取得日を割り振ることができる制度です。この制度を導入している企業は導入していない企業よりも年次有給休暇の平均取得率が高くなる傾向があるそうですます。

（※2） 年次有給休暇の付与は原則１日単位ですが、労使協定を締結すれば年5日の範囲内で時間単位での取得が可能となるそうです。