ディーサイド留学情報センター（東京都）が、長期留学経験者の社会人を対象に「留学×就職・転職活動」に関する調査を実施

ディーサイド留学情報センター（東京都）は、長期留学経験者の社会人を対象に「留学×就職・転職活動」に関する調査を実施しました。

調査は昨年７月１５日から１６日にインターネットで行いました。調査人数は１，０１２人。

調査ではまず「留学をしたときの目的を教えてください（複数選択可）」と質問したところ、「語学力向上（５２．７％）」と回答した人の割合がもっとも多く、次いで「成長（３６．９％）」「経験値（３３．１％）」「進学（２１．３％）」「就職・転職（１８．３％）」「思い出作り（１３．４％）」「友達作り（７．２％7）」と続きました。

「留学経験は就職・転職活動の際にアピールポイントになりましたか？」と質問したところ、「⾮常になった（３４．４％）」「少しはなった（４４．８％）」と８割近くの人が「アピールポイントになった」と回答しました。

ただ、「現在、留学経験を活かした仕事をしていますか？」との質問には４割以上の人が「いいえ（４４．２％）」と回答しました。

前の質問で、「はい」と回答した人に、「留学中に身に付いた能力の中で現在の仕事に活かせていると思うものは何ですか？（複数選択可）」と質問したところ、「語学力（７１．０％）」と回答した人の割合がもっとも多く、次いで「コミュニケーション力（４２．１％）」「行動力（４１．２％）」「計画実行力（２９．２％）」「忍耐力（１９．７％）」「情報収集能力（１８．６％）」「問題解決能力（１６．６％）」「創造力（１５．２％）」「組織行動力（７．１％）」と続きました。

また、先の質問で「いいえ」と回答した人に、「留学経験を活かせていない理由は何ですか？」と質問したところ、「語学⼒が不⼗分（３０．２％）」と回答した人の割合がもっとも多く、「留学中に⽬標達成ができなかった（１０．１％）」「留学先の⽂化をしっかり学べていない（９．６％）」「留学中に成⻑した実感がない（５．８％）」など留学の成果をしっかり出せなかったことが主な理由になっているようです。

このほか、調査では「海外留学にあたっては留学前や留学中の計画、モチベーション管理が重要だと思いますか？」「留学経験をする魅力」についても質問しています。